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The Unbearable Lightness of Being [映画]

突然ですが、来週プラハに行くことにしました。

プラハといえば、フランツ・カフカとか、カレル・チャペックとか、不気味で可愛いチェコアニメーションとか、趣味が炸裂していくわけですが。映画だと「存在の耐えられない軽さ」か。あれはプラハが舞台だった。

ここは「映画ロケ地巡り」のネタを仕込んでおこうと DVD を観る。でも室内のシーンが多くて、あんまりこれというプラハの街のシーンが出てこない。

ジュリエット・ビノシュがちょっと冒険します。ビノシュどきどき。
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相手のアパート。
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あれ?ココと凄くよく似た場所を知ってる。でもプラハじゃなくてフランスの Lyon なんだけど...
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いつか撮ったLyonの写真。似てるというレベルじゃなく、そのものなような気が...

調べてみると、「存在の耐えられない軽さ」の撮影場所はやっぱり Lyon だった。当時はベルリンの壁崩壊前で、共産圏チェコでの撮影が難しかったらしい。じゃ Lyon をプラハってことで撮っちゃえ、っていうのも随分な気がするけど。まあアメリカ人監督カウフマンにとっては同じようなものなのだろう。そういうアバウトさもいいと思います。では「存在の耐えられない軽さ散歩」はいつか Lyon でするとしよう。

Unbearable Lightness of Being Trailer


ダニエル・デイ・ルイス演じるトマシュは、ひたすら軽く生きていたのに、何故かどんどん重い選択をしていく。そして淡々と重い人生を引き受けていくのが面白い。のだけど、やっぱりなんでビノシュ演じるテレザなんかと結婚しちゃうんだろ。ひとつもいいことないのに。そりゃ当時のビノシュは可愛いけどさ。
昔観たときはそれでもトマシュ側で観ていたのだけど、今サビナ側で観ていることに気づく。年齢を重ねて人生が軽くなったということなのか?

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