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Kindle DRM の憂鬱 [Kindle]

とは言うものの、Kindle に全面移行する前に、リスクをよく考える必要があります。

Amazon で買った電子書籍は、現在のところ、Amazon が販売/配布するリーダーでしか読めません。DRM の壁があるので。
そして Amazon という企業が5年後に存在しているか?誰にも予測はできません。もし将来 Amazon が無くなった場合、Kindle が故障したら買った電子書籍はただのゴミデータになってしまいます。それはあんまりです。

音楽の場合、iPod/iTunes も最初の頃は同様の懸念があって、iTunes Store からは決して曲は買わず、CDで買って MP3取り込みしていました。だって Apple が5年後に存在しているか疑わしかったから。

状況が変わったのは、EMI と Apple が DRM 撤廃の英断をして、音楽配信は DRM 無しがフツーな世の中(ただし日本を除く)になってからです。DRM 無しの MP3/AACファイルなら未来永劫再生することができるので、安心して iTunes Store で音楽を買えるようになりました。かくして私の中では CD の時代は終了したのでした。

手放しの電子書籍購入への移行は、DRM が撤廃されるまで待たないといけないのかもしれません。でもそんな日が本当に来るのだろうか?

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