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Royal de Luxe @ Antwerp (8) そして船は行く [巨大もの]

午後4時
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ピクニック+お昼寝が終わり、二人が立ち上がります。何か話している。

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そしてまた歩き始めます。私はただ巨人を追い、呆然と見上げます。

3日間、巨人と少女を追い続けました。
この巨大で、美しく悲しい二人を見上げていると、眩暈と共に、普段出てくることの無い感情が湧きあがってきます。これは何なんだろう。

そして巨人を見上げるひとびとの表情がとても良くて。畏敬と慈愛に満ちているというのか。巨大なものを偏愛するわたしだけでなく、ヒトは巨人の出現を求めているのかもしれません。
また、物凄い数の観衆にも関わらず、押し合ったり殺気だったりということは皆無で、本当にピースフルでした。

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そして二人は川から船に乗って帰っていきました。何処か遠くへ。
最後は人が多すぎて川に接近できなかったので、翌日のアントワープの新聞を。

アントワープの巨人との3日間はこれでおしまい。私の夏休みもおわりです。夏の終わりはいつも切ないものですが、今回は特に。またいつか何処かで会いましょう。

Royal de Luxe @ Antwerp (7) ピクニック [巨大もの]

最終日。今日の出没情報
http://www.zva.be/en/71/390-sunday-august-22nd
「サンドイッチを忘れずに!」

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今日は巨人と少女がふたり一緒に出発です。

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少女は船で行きます。


大砲の音にびびったり、水をかけられて激しく動揺するわたし。

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大砲から発射されるのは紙吹雪と絵葉書。船が散水しながら進むのでびしょびしょに。それでも拾います。

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公園にやってきました。

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ここでピクニックです。僕もサンドイッチを出して巨人を眺めながら食べます。

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いい天気なので、さっき拾った絵葉書を乾かします。巨人と少女がどこからか出した絵葉書なのでしょうか。オランダ語とおぼしき言語で書いてあるのでメッセージは読めません。

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