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アンダルシアの犬 / Un Chien Andalou [映画]

いわゆる普通の映画と同列に語ることはあまり意味がないような気もする。悪夢のようなシーケンスの連続なのだけど、何だか笑ってしまうポップさがあって Entertainment として成立している。ターゲットはとても限られているかもしれないけれど。

15分の短篇なのだけど、今まで売られていたDVDは普通に高かった。
そこに Salvador Dali の本。12ユーロ。
dali1.jpg

付録にアンダルシアの犬 DVDが!
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今まで出所のよくわからないダビングものや NHK-BS で放送されたものを観てきたのだけど、ことごとく画質が悪かった。
このDali本の付録DVDは画質がとてもクリア。「デジタルリマスター」という言葉がこれほど似合わない映画もないと思うが、何らかの修復作業の結果なのか、鮮明で痛んでいないフィルム素材があったのか。とにかくこんな鮮明な画像でこのフィルムを見られる日がくるとは思わなかった。

クリアな画像で見て思ったのは
デビッドリンチみたいだ!
ということ。逆なんですけどね。たぶん。

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