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ATOK先生 [Tech]

Mac OS X の日本語変換がどうにもお馬鹿でストレスがたまるので、ATOK の試用版を入れてみた。まずまず快適。これならお金払ってもいいかな、と考え中。
なのだけど、ATOK先生はちょっと小うるさいところがあって

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などと叱られてしまうことがしばしば。

「分かって書いてんだよ、うっせーな...」という人は、設定で「ら抜きの指摘」を切ることは可能。

ATOKの「校正支援」は非常に多岐に渡っていて、シンプルな「ら抜き指摘」だけでなく「助詞の連続を指摘」「あいまいな修飾関係を指摘」「わかりにくい否定表現を指摘」「尊敬語/謙譲語の誤りを指摘」... などなど。凄いよ ATOK先生、恐れ入りました。「ら抜き指摘」以外は ON にしておくので、あなたはときどき遠くで叱って。

2K? [Tech]

本日の Lyon TCL トラム券売機からのメッセージ
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C:\Documents and Settings\Administrator\Local Settings が破損していて読めないそうです。CHKDSK してくれと言っています。でも券売機にはキーボードついてないからコマンド実行できないよ。ごめんよ。

しかしこのウインドウの感じは WinXP ですらなく Win2K か。Embedded目的にはサポート継続してるのかな。

Zik Parrot [Tech]

すっかり涼しくなりました。密閉型ヘッドホンの季節です。

さいきん使っているのはこれ。
フランスZik社製、Parrot という Bluetooth, ノイズキャンセリングヘッドホン。
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一目ぼれ、というか一耳ぼれしたのは装着感。ヘッドホンは耳に直接装着するものなので、カラダの相性は最重要です。耳に自然に吸い付き、そんなに圧迫感もない。店で試着?した瞬間に衝動買い。

音。アクティヴイコライジングがやや人工的な感じもするけど、外で iPod聴くにはちょうどいいバランスかも。ベースの音が適度に粘りがあってよいです。ちなみに Passive Mode でイコライジングを切るとなんだか情けない音になってしまいます。ノイズキャンセリングは弱めですが、密閉型なのでそれ自体の遮音効果で十分な気も。

イコライザの調整とかノイズキャンセリングON/OFF操作は iOS/Androidアプリからのみ、という割り切り。本体でできるのはボリューム調整、iPodの曲送り、ポーズ。物理スイッチはなくて、ヘッドホンを指で弾いたりなでたりして操作します。知らないと操作しようがないインターフェイス。

端子類はここに集中
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USB充電、有線時のオーディオ入力、ノイズキャンセリング用マイク、電源ボタン

せっかくの Bluetoothヘッドホンなので、とうとう製造中止になってしまった可哀想な iPod Classic を Bluetooth 対応にしてみました。ワイヤレスは快適。
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Amazonで買った怪しげな iPod用 BTトランスミッタ。リンクに時間がかかるのと、街中での空間ノイズ?による音切れが難点です。GrenobleだとVictor Hugo交差点あたりで必ずブチブチ切れます。iPad のBTだと切れないので、このトランスミッタ固有の問題と思われます。

Zik Parrot, 概ね満足なのだけど、実は個人的に致命的な問題が。ヘッドバンドを最大に伸ばしてもサイズが微妙に足りないんです。あともうひとノッチ伸びればジャストフィットなんだけど。ということは、フランスZik社の想定するアタマの大きさの最大値よりひとノッチ大きいのか、私のアタマは。

Mac の使えない光デジタルアウト [Tech]

MacBook Pro, ヘッドホンジャックはデジタル対応しています。3.5mmの Toslinkケーブルを挿せば、光デジタルが出てきます。
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それはいいのですが、これをアンプのデジタル入力につないで使うと、音の出始めで「ブチっ」と大変不快な音が出ます。連続して再生している時は出ませんが、しばらく無音が続くと、その後またぶちっと。何故?まずは信号を目視してみましょう。

デジタルアウトから音楽再生中
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赤い光デジタルが出てますね

再生停止して無音になって30秒経過すると、光が止まってしまいます!
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なんでそこを止めちゃうの?! 信号出したまま Digital Silence を保持しててよー

Mac は無音になると光信号のキャリアそのものを停止してしまうので、音が再開してキャリアが復帰するときにアンプからブチっとノイズが出ちゃうんですね。しかしなんでキャリアを止めるかな?アンプによっては、こういう暴力的なキャリアON/OFF時にミュートしてくれるものもあるのかもしれないけど、うちのアンプ(Bose)はブチブチ鳴りまくるので使えたものではないです。

対策は、Macのデジタルアウトは捨てて、外付け USBオーディオデバイスの光デジタルアウトを使うこと。埃をかぶっていた SoundBlaster を久々に復活。
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Macの電源が入っている限り、SoundBlaster からの光オーディオ信号はずっと継続するので、不快なノイズは出ません。ついでに言うと、アンプONの状態で SoundBlaster をON/OFFしてもノイズは全く出ません。SoundBlaster の光デジタルアウトはとてもマトモな設計です。一方 Appleの設計はなんかよくわからないです。デジタルオーディオやらない方がいいんじゃないかと思います。

以下使用機器
- MacBook Pro 15 Retina Late 2013, OS X 10.9.4
- アンプ:Bose CineMate GS II
- USBオーディオ : Creative SoundBlaster SBO270

iTunes もうやだ [Tech]

使えば使うほど嫌いになる珍しいソフトウェア。それは iTunes.
とにかく重いし、ハングアップやストアに接続できませんエラーは日常茶飯事。今までは Windows版ゆえの問題かと思っていたんだけど、Mac に乗り換えてもあんまり状況は変わらない。何故にイマドキこんなに品質の悪いソフトウェアを作れるのか Apple に聞いてみたい。

iTunesの品質が最低なのはまあいいとして(良くないけど)、最近気がついたのは、iTunes が知らないうちに音楽ファイルのタグを勝手に書き換えやがるという暴挙。ソート名とか、Album Artist とか、空白にしてあるタグをどんどん埋めてくる。おそらく iTunes Store が良しとする内容で。酷いのは英語のアーティスト名とかアルバムタイトルをひらがな読みで「ソート名」入力されること。ユーザーのファイルを無断で書き換えるなんて酷すぎる。器物損壊レベル。

以前から、使用言語を日本語にしていると、ジャンル名を勝手に日本語に書き換える (Rock -> ロック)問題はあったけど、言語を英語にしていれば回避できた。でもこれは回避のしようがない。

Apple に勝手に書き換えられたくないので、全アルバムディレクトリと音楽ファイルのアクセス権を chmod a-w で何人たりとも書き込み禁止に設定。これで触れないだろ。ざまみろ Apple.

暫くは快適に使っていたのだけど、今日 iTunes Store から曲を購入すると、ダウンロード時にエラーが。
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アクセス権限が足りなくてダウンロードできませんですと。
アルバムの新規追加に備えて、ちゃんとアーティストディレクトリは書き込み可にしてあるのに、それだけだと駄目で、既存のファイルも書き換えないと気が済まない模様。あんた一体なんなの?

なんかもう iTunes が心の底から嫌いになってきたので、代替手段がないか検討中。

Mac がだめなら Win を使えばいいじゃない [Tech]

Mac OS X で EPSON のスキャナを使っているのですが
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EPSON Scan が起動できないことがあります。それも結構頻繁に。
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こうなってしまうと Mac を再起動するしかないのですが、何かというと再起動というのもバカみたいで嫌です。MS-DOS じゃあるまいし。

再起動しないで済む回避方法を見つけました。VMware 上の Windows からスキャナを使えばいいんです。Mac がだめなら Win を使えばいいじゃない。

スキャナを一旦抜いて再接続すると、VMware から Mac と Win, どっちに接続する?と聞かれます。
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いままで Mac を選んでいたところ、今回は Windows を選びます。
あ、その前に EPSON Scan の Win版をインストールしておくのを忘れずに。

VMware上の Windows から EPSON Scan を起動すると
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あら不思議。同じマシンなのに、Win 側からは正常に起動して使用できます。
念のため、再度 Mac 側に接続してみましたが、やっぱり同様のエラーが。だめじゃん Mac.

OS X の問題なのか、EPSON Scan の問題なのかわかりませんが、OS X で EPSON Scan が使えないときは、Windowsに逃げると大丈夫な可能性が。いっそ常にWindowsを使えばいいのかも。

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ちなみ環境は以下。EPSON Scan は Mac/Win で同じバージョンですね。

- EPSON Scan 3.06E for OS X
- EPSON Scan 3.06E for Windows
- OS X 10.9.3
- Windows 8.1
- VMware Fusion 6.0.3
- Scanner: EPSON DX4400
- Mac : MacBookPro Retina 15

Mac で Windows 8.1 スタートボタン [Tech]

Windows 8.1, スタートボタン廃止がやっぱり不評で、復活するとかしないとかいわれていますが、今すぐスタートボタンが欲しければこんな方法が。

Mac に VMware を入れて Windows 8.1をインストールすると、OS X のメニューバーに出現するこの両矢印アイコン
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これ、VMwareの設定アイコンなんですが、ほぼ Windowsスタートボタンと呼んでいいと思います。クリックして出てくるメニューは WindowsXP あたりのスタートメニューとそっくり。

ほらほら
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VMware上で走る Windows の操作が全部ここからできます。OS X に居ながらにして。
Windows 8.1 はこうして Mac のデスクトップから使うのが便利。これで Win8.1 のヘンなスタート画面や、スタートボタンの無いデスクトップ画面に行く必要はありません。

あ、もしかして Win8.1上の VMware に Win8.1 入れてもこのスタートボタン出てくるのかな?誰かやってないかな。ライセンス2本要りますが...

Macのよいところ [Tech]

Mac OS X, Win95並みの完成度だとか悪口書きましたが、よいところもあります。
それは Unix で育って Windowsに辟易としていた人を、我が家に帰ってきたような気分にさせてくれること。だって Unixだから。

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ファイルシステムは / で始まるし、コマンドラインは bash だし、make も gcc も perl も python も gitも /usr/bin/emacsまで入ってるし。GUIのテキスト入力部分は、Ctrl-f/b/a/e でカーソル動かせるEmacsキーバインドだし。(これだけで数多くの不具合が許せる気持ちに!)

Windowsマシンにまず Cygwin と XKeymacs 入れたりして苦労してUnix化していたようなひと(=わたし)には OS X いいかもしれません。全部最初から入っているんです。

あとは大量の細かい不具合を直して、せめて Win2K程度まで完成度上げてくれ > Apple

Mac・ザ・再起動 [Tech]

実は数ヶ月前から Mac に乗り換えている。

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Retina液晶の iPad を使うようになってから、PCの普通の液晶画面が汚く見えてしょうがなくて、MacBookPro Retina をつい。ハードウェア性能駆動型の購入ですね。古いタイプなので。

Retina液晶はやっぱり綺麗。もう普通の液晶には戻れません。

なのだけど、ソフトウェア含めた完成度には物凄い疑問符が...
いろんな局面ですぐ「なんだかおかしく」なっちゃう。再起動すると治る。SSDなので再起動も速くて「とりあえず再起動」な習慣がついてしまい、3日に一回ぐらいは再起動している。なんだか「Win95 までのMicrosoft」みたいな懐かしい感じの低品質感(というか再起動頻度)なのだ。マカーの皆さんはこういう品質で満足されているのだろうか?(挑戦的...)

日々発生する不具合は

- 長時間使っていると Mac だけネット接続が不安定に (同じルーターにつながっている iPad と Windows PC は問題なし)。Mac を再起動すると治る

- Bluetooth マウスの接続を切って再接続すると、5分ぐらい左クリックが効かない。
マウスだけでなくトラックパッドも(つまり何も操作できない)。 これは最近の OS X 10.9.3 アップデート以来起きないので、修正された模様。ついでにいうと、Mac の Magic Mouse は見た目カッコいいけど電池消耗が激しすぎる。頻繁に電池交換しないといけないので、この問題にあたる頻度も高かった。

- デュアルディスプレイを使うと、表示がやたら不安定。
Dock が拡張側のディスプレイに行っちゃったり、全く消えちゃったり。主デスクトップがアプリひとつだけ残して真っ黒になっちゃったり。

- カーソルが消えちゃったり

- 何かとハングアップしたり

- distnoted という謎のプロセスがやたらとCPUリソース消費してたり
(これは emacs のメモリーリークが原因らしいけど、なんで余計なプロセスを?)

- スキャナソフトがスキャナと通信できないといって異常終了しがち。
スキャナソフトやスキャナを再起動しても治らないが、Mac 再起動で治る。

- iPad を接続して Mac の iTunes から曲やレンタル映画を転送するとすぐ固まる。同じ Apple製品なのに...

全体の印象としては「ベータヴァージョンか?」という完成度の低さ。というかQAの粗さ。このレベルで出荷するのならば、Macは昔のPCみたいにリセットボタンを正面につけた方がいいと思う。Appleってこんなもんなのかなあ?まあ自宅用のおもちゃなのでこんなもんでもいいんだけど。これでは仕事には使うにはちょっと...

いつも悪口ばかり言っていた Microsoftは、Appleと比べると QA面でとてもプロフェッショナルな仕事をしていたのだと改めて感心してしまった。その昔、Unix と比べておもちゃだ糞だと言っていた Windows も Win2K 以降は安定していたし。OS X が Win2K 並みの完成度になるにはあと何年かかるのか?しかし OS X ってせっかく Unix なのになんだかもったいない...

Bose QuietComfort 20i [Tech]

このところ使っているノイズキャンセリングヘッドフォン
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Bose QuietComfort 20i

これ、ノイズキャンセル性能が物凄いです。騒がしい駅や地下鉄の中で「ほぼ静寂」が得られます。そしてノイズキャンセリングヘッドフォンについてまわる「車酔い感」(私だけか?)も小さいです。ゼロではないけど。

ほぼ文句ないのだけど、難点をひとつだけ。
耳穴がしっかり塞がれるので、外気に急激な気圧変化があると、耳穴内との気圧差でヘッドホンがバスッと鳴ります。
急激な気圧変化。例えば、Parisのメトロ新型車両(Ligne-1とか5)のドアが閉まる時、バスっと。駅ごとなのでちょっとストレス高いかも。
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あと TGVに乗っていて、逆方向のTGVとすれ違う時とかもバスっと。TGVなんて密閉されてそうなのに、外の気圧が来るんですね。年末に日本の東海道新幹線で使った時は大丈夫だったような気がする。

ちなみにGrenobleのトラムとバスは大丈夫。Grenobloisは安心して使えますね。

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