Noisy-le-Grand

不思議な街 Noisy-le-Grand


ここを訪れたのは、Laurent Kronental というひとの写真で見て、どうしても行ってみたくなったので。
http://www.laurentkronental.com/Souvenir-d'un-Futur-(2011-Ongoing)/Photographs/2

この写真を紹介していた日本の某サイトには、パリ近郊の老人ばかり住む不思議な建物の街。もうすぐ廃墟の噂耐えない絶望の世界... などという煽りキャプションがあるのだけど、Laurent Kronental 本人のサイトにはそんなこと書いてない。酷いもんである。氏の写真はここに住む老人とモダニストな建築との対比がテーマで、確かに写真に映る人物は老人ばかりであるけど。

Noisy-le-Grand RER駅を降りると確かに荒廃したコンクリート。廃墟は近いかも、と思わせるが..


真下のショッピングセンターは普通に賑わってます。先の日本サイトではここに暮らすのは老人ばかりということだったけど、普通にいろんな年代の人がいます。当分は廃墟にはなれそうもない。

Espaces d'Abraxas

Noisy-le-Grand の目玉は何と言ってもここでしょう。Espaces d'Abraxas.
これがアパートメントだとは。いやはや凄いです。









ここは映画「ハンガーゲーム」や「未来世紀ブラジル」の撮影に使われてます。そりゃ使いたくなるよねえ、という Retro-future感というか Future-retro感。

ここもあまり治安はよくなさそう。建物の内部通路とか写真撮りたかったんだけど、例によって怖そうなお兄さんたちがたむろしてるので無理でした。ひとが居ない時間帯に行けばいいのかなあ。でもそれはさらに危険そう。

Arènes de Picasso

Paris 郊外の Noisy-le-Grand という不思議な街に来ました。
不思議な団地の建物を見に。Arènes de Picasso という名前の広場

これと


これが

向かい合って建ってます。これ団地なんですよ。

細部にわたる美しいデザイン


ウルトラモダーンでもありクラシックでもある、不思議なデザインのアパートメント。1985年に建ったらしい。この街全体がデザインプロジェクト団地っぽい。しかし美しい建築デザインに興味ある人が住んでいるというわけではなく、いわゆるHLM地区です。建物は超現実的に美しいのだけど、漂う荒廃感。そしてコドモの遊ぶ日常感。物陰には怖そうなお兄さんたちもたむろしてます。「写真とってんじゃねえぞゴルアァ！」と遠くから威嚇されてびびりつつ早々に退散。見に行かれる方は At Your Own Risk でどうぞ

Space Invaders (247) Paris Sept 2016 Reactivations

Vacances中はぱったり止まっていた Paris Reactivation, 少しずつまた始まりました

PA-201, Paris


PA-1133, Paris


どちらも以前訪れて「ああなかったか...」と肩をおとして帰った記憶のある場所。そういう場所が復活すると嬉しいものです。

Space Invaders (246) Paris Sept 2016 Nouvelles

もう9月ですが、夏の新作ラッシュの勢いは衰えず

PA-1228, Paris


PA-1229, Paris

エスキモーベーダー。冷凍食品のPicardに設置

PA-1230, Paris


PA-1231, Paris


PA-1232, Paris


PA-1233, Paris


今回新作インベーダーの前で、Instagram インベーダー友に遭遇。Instagramにインベーダーセルフィーを投稿しているひとなのですぐにわかった。あのー illaneo さんですか？わたし dokin_grenoble です、と。