ロリータ [本]
ウラジーミル･ナボコフの「ロリータ」を読む
何というかロシア的なもってまわった表現が、2015年に読むには最初は「うへえ」な感じではあったが、やがて慣れると奇妙に愛おしく感じられるのが不思議。
愛するバンド「ハンバートハンバート」の名前がこの小説に出てくる、というか主人公の名前なのだけど、特にバンドとこの小説に繋がりは見いだせないように思う。
そしてこのハンバート氏の清々しいまでの最低っぷり変態っぷりがもう愛おしいかぎり。およそ人の道から外れた手段でハンバート氏が長年の思いを遂げるころには、ハンバート氏にすっかり引き込まれているのだった。
何というかロシア的なもってまわった表現が、2015年に読むには最初は「うへえ」な感じではあったが、やがて慣れると奇妙に愛おしく感じられるのが不思議。
愛するバンド「ハンバートハンバート」の名前がこの小説に出てくる、というか主人公の名前なのだけど、特にバンドとこの小説に繋がりは見いだせないように思う。
そしてこのハンバート氏の清々しいまでの最低っぷり変態っぷりがもう愛おしいかぎり。およそ人の道から外れた手段でハンバート氏が長年の思いを遂げるころには、ハンバート氏にすっかり引き込まれているのだった。
- 作者: ウラジーミル ナボコフ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/10/30
- メディア: 文庫
