Stein家の冒険 [Fine Art]
Grand Palais で開催中の Matisse, Cezanne, Picasso... L'aventure des Stein「Stein家の冒険展」
「正しいパトロン」アメリカの資産家 Stein家のコレクション。
混みそうだったのでネットで時間指定予約して行きました。
やっぱり混んでいて、入場制限してます。予約して行きましょう。
Matisse を見たくて行ったんだけど、Picasso のこの「狐目の女」(と勝手に名づけた*)に吸い寄せられてしまいました。このひとのグッズは豊富にあってつい買い。
会社で机の前に貼ってます。このひとが視界に入っていると不思議な集中ができます。写真にとって気がついたのだけど、このひと、デジカメの顔検出で「顔」として検出されますね。変なカオだし横顔なのに。
* 本当は Femme à l'évantail (扇子を持つ女)
「正しいパトロン」アメリカの資産家 Stein家のコレクション。
混みそうだったのでネットで時間指定予約して行きました。
やっぱり混んでいて、入場制限してます。予約して行きましょう。
Matisse を見たくて行ったんだけど、Picasso のこの「狐目の女」(と勝手に名づけた*)に吸い寄せられてしまいました。このひとのグッズは豊富にあってつい買い。
会社で机の前に貼ってます。このひとが視界に入っていると不思議な集中ができます。写真にとって気がついたのだけど、このひと、デジカメの顔検出で「顔」として検出されますね。変なカオだし横顔なのに。
* 本当は Femme à l'évantail (扇子を持つ女)
Space Invaders (34) Concorde [Space Invaders]
Space Invaders (33) Parc Buttes Chaumont [Space Invaders]
Space Invaders (32) Paris 20区 19区 [Space Invaders]
Space Invaders (31) Paris 11区 [Space Invaders]
PA-073, PA-???
Rue du Moulin Joly, Paris 11e
カフェの壁に新旧2連。
PA-540
Impasse Questre, Paris 11e
この界隈はかなりの荒廃度
PA-446
Rue St.Maur, Paris 11e
ここで「撮ってんじゃねえぞ!」と目の前の床屋のおっさんに怒られる。あんたの汚い床屋なんかには興味はない。
PA-672
Av. Jean Aicard, Paris 11e
ダブル
PA-668
Av. Jean Aicard, Paris 11e
ヘルメットのひともいる。この辺り、このひとが沢山いた。
おまけ。ちょっと気に入りました。
Rue du Moulin Joly, Paris 11e
カフェの壁に新旧2連。
PA-540
Impasse Questre, Paris 11e
この界隈はかなりの荒廃度
PA-446
Rue St.Maur, Paris 11e
ここで「撮ってんじゃねえぞ!」と目の前の床屋のおっさんに怒られる。あんたの汚い床屋なんかには興味はない。
PA-672
Av. Jean Aicard, Paris 11e
ダブル
PA-668
Av. Jean Aicard, Paris 11e
ヘルメットのひともいる。この辺り、このひとが沢山いた。
おまけ。ちょっと気に入りました。
大杉栄 @ Belleville [本]
大正時代のアナーキスト、大杉栄の「日本脱出記」が面白い。国際無政府主義大会(!)に参加するため、官憲の監視をかいくぐってヨーロッパに渡るも、パリで投獄されて強制送還されるお話し。
それを近所にぶらりと散歩に行ったことを Blog に書くような調子で飄々と語る。自分のことなんだけどどこか他人事で。投獄されるのすらなんだか楽しそう。
大杉が同志のコロメルを訪ねて Paris の Belleville という町に着く。
> ブウルヴァル・ド・ベルヴィル
> (強いて翻訳すれば「美しい町の通り」)というのだ。
...
> なるほど大通りは大通りに違いないが、ちょうどあの、
> 浅草から万年町の方へ行く何とかとかいう大きな通りそのままの感じだ。
...
> そのすすけた汚さは、ちょっとお話にならない
...
> 店だって何だか汚らしいものばかり売っている。
このヒョーヒョー具合、いいですね。既視感があるというかなんというか。今回近くに来たので寄ってみましたよ。Boulevard de Belleville に。
笑ってしまうぐらい、90年前に大杉が書いているとおりの、汚ない店の立ち並ぶ汚ない通りである(もっとも Paris の通りの多くはそうなんだけど)。大杉が同志と会うアナーキスト出版社(!) ル・リベルテエル社を探すが無い。ま、アナーキストの出版社ってたぶん今は無いよね。
> 道いっぱいに汚らしいテントの小舎かけがあって、
> そこをまた日本ではとても見られないような汚らしい風の
> 野蛮人見たいな顔をした人間がうじゃうじゃと通っている。
うじゃうじゃ。
道の中央の舗道のテント市場は今でもあります。きっと大正時代もこんな感じだったんでしょう。趣味の悪い衣料品とよくわからない雑貨と食料品を延々売っている。Grenoble でいうと St.Bruno のマルシェが果てしなく続く感じ。
> キャフェは実にうまい。僕は二、三ばい立て続けに飲んだ。
大杉はエスプレッソを大層気に入ったようだ。Belleville の汚らしいマルシェを眺めながら、大正時代にここに来たアナーキストを想ふ。
Dragons / Anarchy in the UK
それを近所にぶらりと散歩に行ったことを Blog に書くような調子で飄々と語る。自分のことなんだけどどこか他人事で。投獄されるのすらなんだか楽しそう。
大杉が同志のコロメルを訪ねて Paris の Belleville という町に着く。
> ブウルヴァル・ド・ベルヴィル
> (強いて翻訳すれば「美しい町の通り」)というのだ。
...
> なるほど大通りは大通りに違いないが、ちょうどあの、
> 浅草から万年町の方へ行く何とかとかいう大きな通りそのままの感じだ。
...
> そのすすけた汚さは、ちょっとお話にならない
...
> 店だって何だか汚らしいものばかり売っている。
このヒョーヒョー具合、いいですね。既視感があるというかなんというか。今回近くに来たので寄ってみましたよ。Boulevard de Belleville に。
笑ってしまうぐらい、90年前に大杉が書いているとおりの、汚ない店の立ち並ぶ汚ない通りである(もっとも Paris の通りの多くはそうなんだけど)。大杉が同志と会うアナーキスト出版社(!) ル・リベルテエル社を探すが無い。ま、アナーキストの出版社ってたぶん今は無いよね。
> 道いっぱいに汚らしいテントの小舎かけがあって、
> そこをまた日本ではとても見られないような汚らしい風の
> 野蛮人見たいな顔をした人間がうじゃうじゃと通っている。
うじゃうじゃ。
道の中央の舗道のテント市場は今でもあります。きっと大正時代もこんな感じだったんでしょう。趣味の悪い衣料品とよくわからない雑貨と食料品を延々売っている。Grenoble でいうと St.Bruno のマルシェが果てしなく続く感じ。
> キャフェは実にうまい。僕は二、三ばい立て続けに飲んだ。
大杉はエスプレッソを大層気に入ったようだ。Belleville の汚らしいマルシェを眺めながら、大正時代にここに来たアナーキストを想ふ。
Dragons / Anarchy in the UK