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The Cure / Bestival Live 2011 [音楽]

去年ワイト島であったフェス、Bestival でのライヴ。全32曲。2時間半。

Cure が凡百の再結成オヤヂバンドと決定的に違うのは「ずっと現役」で継続していること。音とか声の感触が80年代のライヴ盤 "concert" とそんなに変わってないのだ。両方続けて聞いても違和感が無い。

そして Cure の音の感触を支配しているのは大袈裟に言うと「この世で生きてることへの違和感」(とか言うとこっぱずかしいですが)、なのかな。ラブソングやどってことない曲もあるんだけど、通奏低音のように常に流れているのはこの違和感。そしてそれを30年間継続している。しつこいのだ。Robert Smith.

The Cure / One Hundred Years


とはいうものの、やっぱりベテランさんになっちゃったのね、と思ったのは、In Between Days とかで歌に「溜め」が入っちゃうこと。なぜベテランさんは歌を溜めがちなのだろうか。演歌以外のひとはやめといた方がいいと思うんだけど。余計なお世話ですが。

The Cure / In Between Days


しかし "Killing an Arab" っていつの間にか "Killing Another" に改名されてたんだ。どっかの団体から糾弾されたのだろうか。でもそれってカミュの異邦人なんだけど、そっちも糾弾されてるのかな?


BESTIVAL LIVE 2011 [2CD] (SBESTCD50)

BESTIVAL LIVE 2011 [2CD] (SBESTCD50)

  • アーティスト: The Cure
  • 出版社/メーカー: SUNDAY BEST
  • 発売日: 2011/12/03
  • メディア: CD



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