Bicycle is the King in Netherland

オランダでは自転車が王様。

去年 Amsterdam に来たときは自分もレンタル自転車に乗っていたので気がつかなかったのだけど、今回歩行者として Amsterdam を歩いてみると、自転車の横暴なこと

自転車レーンで自転車に優先権があるのは理解できる。でも自転車レーンがない道路でも、歩行者で混み合っていても自転車に優先権があるらしい(自転車ライダーはそのように行動している)。ベルを鳴らしながら、侮辱の罵声を浴びせながら歩行者を押しのけていく。東京で歩道を我が物顔で走る自転車も大概だと思うけど、横暴性/暴力性はその比ではない

それだけならまあ品のないひとたちねえ、で済むのだけど、人がわさわさいるところでも殆ど減速しないのには驚いた。人がよけて当然、という考えらしい。万が一ひとに衝突したら、という想定はないようである。リスクは無視。

自転車の運動エネルギー = 1/2 * (体重＋自転車の重量 80kgぐらい) * 速度 30km/h の二乗

って相当のものになると思われ、まともに食らったら骨折、そうでなくてもはじき飛ばされてまた骨折、というレベルと思うんだけど、そういう想像力もないようである。オランダの物理教育の敗北を感じる。まあ日本もそんなもんかもしれないけどねえ

自分が自転車に乗らないかぎり、Amsterdam は自転車が怖いのでもう行きたくない、というのが今回の結論