数学
もっと昔のことを書こう。
理工系なくせに数学が苦手だった。
その「世界」は好きなんだけど自分の理解力と技術が伴わない悲しさ、とでもいうのか。要はアタマわるかった、ということか。
高校のとき、鼻持ちならない国語教師が口癖のようにこんなことを言っていた。
「国語の世界は素晴らしい。1足す1が2にならない複雑な世界だ。数学とは違う高尚な世界なのだよ」
これを聞くたびに、
『んー、そうじゃなくてさー。
あんたが言う高尚な世界ってのは俺らが普段生きてる普通な世界で、その複雑さと不条理さは分かってるよ。で、それとは別に「1足す1が2です」っていう純粋な世界を定義してみてるのが数学なんじゃねーの?それを比較してどうすんだよ?
数学は新しい世界を創造する思考の訓練なんだよ、多分。それって凄いことだよな?分ってる?
何でこんなバカな高校生の俺ですら分かったことがあんたには分からないの?』
といつも溜め息をついていた。
これで数学ができる子だったらカッコよかったんだけど。
dokinさん、同志発見!
私の高校時代の国語教師も、そうですね、好きになれない人達が多かったですね。
ただ、大学で数学を専攻する人に言わせると、数学とは国語である!
と真顔で言う人がいるらしいですよ。
by きりん (2008-02-04 03:24)
うーん、じゃ、VHDLとC++は国語である!と言ってみようかな。
by dokin (2008-02-04 04:32)